国際教育基準とは

カイロプラクティックは、どの国に行っても同じようなカイロプラクティックの施術が受けられるように、世界でほぼ共通の教育基準を設けています。その内容を簡単に説明すると、4200時間以上・4年制以上の全日制の大学教育となります。 カイロプラクティックの教育は、カイロプラクティックの考え方や技術などの専門分野だけではなく、解剖学や生理学などの医学分野が基礎にあります。 現在の日本のカイロプラクティック教育は、法律がなく、規則や制限もないため、週末セミナーから1年制の短期間の教育が一般的です。日本で、この国際教育基準を満す教育を行っているところは、残念ながらわずかです。 どのような教育をしようとしているのかを、世界各国のカイロプラクティック団体の母体である世界カイロプラクティック連合(WFC)の会議で定められた、「カイロプラクティックの国際教育」を日本カイロプラクターズ協会(JAC)のご協力をいただき、お伝えしたいと思います。堅い文章でわかりにくいかと思いますが、ご了承ください。

教育の主目的

カイロプラクターとして、広くヘルスケアシステムの中で診断、施術、相談を含めた患者のケアや必要とあれば他の専門家に紹介できるよう教育します。臨床上の適正さの条件として、以下のことが要求されます。
問診、理学検査、神経学検査、筋骨格姿勢検査、心理社会的評価、診断、症例報告、カイロプラクティックアジャストメント(マニピュレーション)、救急法、患者の記録管理、先生-患者関係、職業倫理問題、その他の療法など
▼WFC国際教育憲章について

CCEについて

CCE(Council on Chiropractic Education)は「カイロプラクティック教育審議会」と訳され、カイロプラクティック大学の質の保証を認定(アクレディテーション)する機関のことです。
アメリカでカイロプラクティック大学のアクレディテーション機関(CCE-US)は1974年に米連邦政府教育省から公認を受け、そのシステムがモデルとなってカナダ、欧州(ヨーロッパ各国)、太平洋州(オーストラリア、ニュージーランド)にも広まりました。 現在、世界4つの地域に認定機関があり、2001年に4つの地域の連絡協議会としてCCE-I(インターナショナル)が結成されました。それぞれの認定機関はCCE-US、CCEC、ECCE、CCEAもしくはACCEです。
各地域のCCE基準は、世界各地の状況が異なるために類似点と相違点があり、世界的に統一した基準はありません。しかし、平均して全日制4〜5年間4200〜5000時間の専門教育となります。一般的にいわれる「国際基準の教育」とはCCE基準を満たす、もしくは申請できるレベルの教育を意味します。
それぞれのCCE間では互換性があり、例として太平洋州にある大学を卒業した学生が条件を満たせばカナダ地域で卒業後開業することも可能です。各地域により、開業条件は異なり、開業試験がある国もあればそのまま自動登録される国もあります。
CCEが存在しない地域では、CCE-Iの要請により近くの既存のCCEが協力します。例えば、日本のカイロプラクティック大学はアジア地域のCCEが設立されるまでは、CCEA(ACCE)が認定に協力します。メキシコやブラジルのカイロプラクティック大学では、CCE-USが協力します。今後、アジア、中南米、アフリカ地域でもCCE設立が求めらています。

より詳細について

以下のホームページをご覧ください。
WFC(世界カイロプラクティック連合)日本代表団体:日本カイロプラクターズ協会(JAC)
日本国内において、国際教育基準を行っている学校:東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック(TCC)

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